
エントリークラスのスピニングリール選びは、正直むずかしいです。価格はほとんど変わらないのに、搭載されている技術や個性がそれぞれ違うからです。
今回はシマノ 23セドナを軸に、
- ダイワ 20クレスト
- シマノ 22サハラ
- シマノ 26ネクサーブ
- ダイワ 24レブロス
と比較しながら、「結局どれを選べばいいの?」という疑問に答えていきます。
スペックだけでなく、実際に触った印象も含めて整理しました。
まずは技術特性から!
23セドナに採用される技術特性
23セドナには最新の技術がフィードバックされています。いくつか紹介していきましょう。
ハガネギア

HAGANE|SHIMANO FISHING TECHNOLOGY
「HAGANEギア」は、金属を削らず強い力で押し固めて作る、シマノ自慢のギアです。中身が詰まっていて歪みにくく、負荷がかかっても噛み合わせが安定します。そのため巻き心地が長持ちし、使い込んでもガリ感が出にくいのが強みです。
サイレントドライブ

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/hanyouspinning/a075f00003slx2fqas.html
ギアのガタを徹底的に見直して滑らかさを高めた仕組みで、巻き心地がとってもスムーズに。手元のガタも減るので、ルアーや水流のちょっとした変化にも気づきやすくなります。
ARーCスプール

AR-Cスプール|SHIMANO FISHING TECHNOLOGY
スピニングリールにおいて、スプールはラインを巻き取る中核パーツです。
シマノの「AR-Cスプール」は、ラインの整流効果を生み出す独自形状により、ライントラブルの抑制と優れた遠投性能を両立しています。
Gフリーボディ

リールの重さのバランスを手元側に寄せることで、ロッドと一体感が出て振りやすくなります。そのため、何度もキャストしても疲れにくく、ルアーも操作しやすくなります。
ベアリング数は3個
ベアリング数は3個です。
ドライブギア2個、ピニオンギア1個という構成です。
20クレストと23セドナの比較


ダイワ 20クレスト と シマノ 23セドナを比べると、巻きのスムーズさは23セドナが上に感じます。
20クレストはエアドライブデザイン非搭載のため、やや“もっさり”した巻き心地。
もちろん普通に使えるレベルですが、最近の軽快なリールに慣れていると少し物足りなさを感じます。
スペック上の比較ですが、ベアリング数は20クレストが上。
ピニオンギア2点・ドライブギア2点をベアリングで支える構造で、巻き取りの安定感はクレストの強みです。(構造的にはシマノのX-SHIPに近い考え方ですね)
理屈上はクレストのほうが巻き上げパワーは有利かもしれません。
ただ、実際に触った印象では、質感・軽快さは23セドナが一歩リードしているように感じます。
よって…
- スペック重視なら → 20クレスト
- 巻きの軽さ・質感重視なら → 23セドナ
総合的な満足度で選ぶなら、おすすめは23セドナと言った感じでしょうか。
20クレストのさらに詳しい比較はコチラから
22サハラと23セドナの比較


22サハラと23セドナは、価格差がわずか数百円しかありません。
それにもかかわらず、22サハラには
- エックスシップ搭載
- ねじ込み式ハンドル
- ベアリング1個追加
この3つの強みがあります。
技術面で見ると、正直かなり差があります。
「数百円の差でここまで装備が違うの?」そう思うと、素直にサハラを選びたくなるのが本音です。
しかし、23セドナにも魅力があります。それは2500番台のラインナップが豊富なこと。
23セドナにしかない番手は下の通り。
■ 2500S(シャロースプール)
いわゆる浅溝スプール仕様です。PE0.6〜0.8号など細ラインを無駄なく巻けるため、エギングやライトソルトに最適です。
■ 2500S PE1010
2500SにあらかじめPEラインが巻かれているモデル。以前はシマノ ネクサーブにも糸付き仕様がありましたが、リニューアル後は廃止されました。「ソルトを始めてみようかな」という初心者には、そのまま使える手軽さが魅力です。
■ 2500SDH(シャロースプール+ダブルハンドル)
低価格帯で2500番のダブルハンドルがあるのは、ほぼセドナのみ。
3000番台なら選択肢はありますが、「2500でDHが欲しい」となると実質23セドナ一択になります。
ダイワで言えば
- ダイワ 24レブロス
- ダイワ 23レガリス
にも2500DHはありますが、価格は少し上がります。2500DHの最安クラスは23セドナかもしれませんね。
結論
セドナは決して悪いリールではありません。ただし、純粋な装備・コスパで見るとシマノ 22サハラに軍配が上がります。
それでも、
- 2500Sが欲しい
- PE巻き済みモデルが欲しい
- 2500番でダブルハンドルが欲しい
というピンポイントなニーズがあるなら23セドナは十分アリでしょう!
22サハラのスペック比較はコチラから
26ネクサーブと23セドナの比較


価格差はおよそ1,000円ほど。
シマノ 26ネクサーブは下位機種ですが、2026年の新作ということもあり、最新技術がしっかり盛り込まれています。
特に注目なのがアンチツイストフィン。
ラインのたるみを抑え、糸絡みを軽減してくれる機構です。
一方で、シマノ 23セドナはハガネギア採用が強み。
ギアの剛性・耐久性という面では、セドナに分があります。
ざっくり整理すると
- ライントラブル軽減重視 → 26ネクサーブ
- 耐久性・ギアの強さ重視 → 23セドナ
どちらが優れている、というよりもやりたい釣りで選べる関係ですね。
ライトソルト中心でトラブルを減らしたいならネクサーブ。
少しでも長く使いたい、巻きの安心感が欲しいならセドナ。
という感じでしょうかね。
26ネクサーブのさらに詳しい比較はコチラから
24レブロスと23セドナの比較


ダイワ 24レブロスは、23セドナよりおよそ1,000円ほど価格が上がります。
でも、この価格差で得られるメリットは、かなり大きいです。
まず特筆すべきは巻きの軽さ。
エアドライブ設計の恩恵もあり、回転は非常に軽快です。
さらに、シマノ 23セドナと比較すると約55gも軽量!
この差は、実際に持つとかなり違います。
アジングやメバリングなど、繊細で長時間の釣りをするなら「軽さ」は正義。
しかも、ドラグ性能も最高!
1,000円プラスでこの軽さと軽快さが手に入るなら、十分おつりがくるレベルだと思います。
- 軽さ・巻き出しの軽快感重視 → 24レブロス
- ギアの剛性やシマノらしい安定感 → 23セドナ
ライト寄りの釣りをするなら、24レブロスはかなり魅力的な選択肢ですね。
24レブロスの魅力はコチラから
23セドナのラインナップは14種類
23セドナ 500
23セドナ 1000
23セドナ C2000S
23セドナ C2000SHG
23セドナ 2500
23セドナ 2500HG
23セドナ 2500S
23セドナ 2500S PE1010
23セドナ 2500SDH
23セドナ C3000
23セドナ C3000HG
23セドナ 4000
23セドナ 4000XG
23セドナ C5000XG
まとめ
23セドナは、決して「突出した最強モデル」ではありません。
ですが、、、
- ハガネギアによる耐久性
- サイレントドライブの滑らかさ
- 2500番台の豊富なラインナップ
このバランスが魅力です。
基礎性能がしっかりしているので、安心して使い続けられる一台です。
一つ前の17セドナを中古で検討される方はこちらの記事もどうぞ。
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