
どうもみぃ~太郎です。
ウグイは、産卵期になると「婚姻色」と呼ばれる赤色のラインが現われます。
普通、婚姻色はオスにのみ現れることが多いですが、ウグイの場合はオスとメスの両方が婚姻色になります。
なぜウグイはオスとメスが同じ婚姻色になるのでしょうか?
幾つかの説を調べてのでまとめてみました!
① 群れで産卵するため、メスも目立つ必要がある
この動画のように、ウグイが産卵するときは大きな群れを作り、団子のように固まりあいながら産卵を行います。
多くの魚では、オスが派手な色でメスを引きつけるのに対し、ウグイの場合は群れ全体が繁殖のサインを出すことで、産卵行動を促進しているのでは?という説があるようです。
簡単に言うと、オスだけでなくメスも目立つことで、産卵のタイミングを揃えやすくしているというわけです。
② オスとメスが互いを認識しやすくするため

ウグイは川や湖の流れのある場所で産卵します。このような環境では、水のが濁りやすいため、魚同士の視認性が重要になります。
同じ色になることで、オスとメスが互いを見つけやすくなるり、産卵行動がスムーズにできて、繁殖の成功率が上がるという説です。
確かに同じ川に、外見の似たウグイの近縁種が居たりするので、自分と同族かを見分けるためという説も一理ある気がします。
ウグイの近縁種については下の記事を参照してください
③ 群れ全体で外敵に狙われにくい対策をするため

派手な色は外敵に狙われやすくなります。
ウグイも例外なく産卵期で派手な色になりますが、数十匹から数百匹の群れを作って、「集団で目立つ」ことで襲われるリスクを分散しているのかもしれません。
群れ全体が同じ色になることで、一部の個体が狙われるリスクを軽減することが出来ます。
目立つことで外敵を威嚇する効果があります。派手な色で塊になっているとちょっと近づき難いのかも?
ということで、メスも婚姻色を持つことで、群れ全体の生存率を高める戦略をとっている説でした。
まとめ

いかがだったでしょうか。婚姻色の謎が解けたでしょうか。
身近な生き物も生き残るためのしっかりとした戦略があるのですね~
改めて内容をまとめると、ウグイの婚姻色がオスとメスで同じようになる理由には、下のような要因が関係していました。
集団産卵型の繁殖戦略
→ メスも目立つことで産卵がスムーズに進む
視認性の向上
→ オスとメスが互いを見つけやすくなる
外敵対策
→ 群れ全体で目立つことで、個体のリスクを分散(ウグイは独自の繁殖戦略で、オスもメスも婚姻色を持つことで繁殖の成功率を高めている)
ここで取り上げたのはあくまでも1説にすぎません。
ある程度の実証実験をされて結論を出している方がいましたので、リンクを貼っときます!
★ウグイとワカサギの見分け方について解説しています
★関連記事:サクラマスの生態についてもまとめています