【初心者向け】ウグイ水槽立ち上げの手順と注意点について

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※この記事は、今まで魚を飼ったことのない人向けの記事です。アクアリウムなど本格的な水槽の立ち上げ方を知りたい方には不十分な内容です。

初めて魚を飼う場合、何から手をつけていいのか迷うかもしれません。魚を入れてから砂利を入れて…みたいなことをすると、最悪魚が死んでしまいます。ですので、最低限の水槽のセット手順は調べておいた方が無難ですね。

この記事では、水槽立ち上げの方法とその後の注意点について書いていきます!

 

 

はじめに…

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これから水槽の立ち上げ手順について説明していきますが、この工程は魚を捕まえてくる何日か前に完了させておくのが望ましいです。

立ち上げたばかりの水槽は水質が安定していないので、魚の調子が急に悪くなることもしばしばです。

もし緊急に魚を飼うことになり急いで立ち上げた水槽に魚を放した場合、最悪魚が全滅してしまう可能性もあることだけは頭に入れておいてください。

 それを踏まえた上で、水槽のセットから魚を水槽に入れるまでの手順を説明していきますね。 

水槽立ち上げの手順

※注意:この記事に出てくる写真は、これまで撮りためたものの寄せ集めなので、参考にする程度にしてください。 

① 水槽セットを洗う

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まずは水槽とフィルターの洗浄を行います。製造の際の細かい埃などを洗い流すのが目的なので、水道水で軽く洗う程度で大丈夫です。

② フィルターの組み立て

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次にフィルターを組み立てていきます。

フィルターの種類にもよりますが、意外と多くのパーツで出来ていたりして組み立てに時間がかかることがあるので、早いうちに組み立てておきます。

それぞれのフィルターによって組み立て方は違うので、付属の説明書を参照して組み立ててくださいね。

③ 砂利を敷く

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フィルターの組み立てが終わったら砂利などを準備します。砂利は水道水で洗ってから水槽にいれてください。

砂利の洗い方について詳しくは コチラ の記事も参考にどうぞ

④ 水槽に水をはる

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次に水槽に水を入れていきます。

水草を植える場合は上の写真ぐらいのところで水を止めて植えると良いです。

ストラクチャーなどを入れる場合も水草とのバランスなんかを見つつこの時点で配置していきます。 

この工程について詳しくは コチラ の記事も参考にどうぞ

⑤ 水道水のカルキ抜き

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カルキとは簡単にいうと塩素のことです。この塩素を無毒化するのがこのカルキ抜きの工程です。(カルキ抜きは水槽に水を入れてからでも、入れる前のバケツの中でもどちらでも可)

カルキ抜きはかなり重要な手順です。この工程を怠ると魚は塩素にやられて死んでしまいます。

入れるカルキ剤の分量などは、お使いになっているカルキ剤のパッケージなどをご確認ください。 

⑥ 水槽にフィルターをセット、動作チェック

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プラグをコンセントに挿して作動するかを確かめましょう。

動作チェックの後もフィルターを動かしておくことで、とりきれなかったゴミなどをろ過をしてもらいましょう。

 

ここまでの6つの工程を説明しましたが、魚を捕まえに行く前にここまでの工程を終わらせておくと良いです。

最低限ここまでの工程をしておけば、水槽に移した魚が死にかけることは少なくなります。あくまで最低限ですけどね。

本格的にやりたいのなら、この後に色々とやることがあるようですが、私は素人なのでその辺は省きたいと思います…。

 

本格的なアクアリウムの世界は、かなり深い世界らしい…

 

水槽に魚を移動する方法

ここからは、魚を水槽に移動させる工程を説明します。

① 魚をビニール袋に移し水槽に浮かべる

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この工程の目的は、水の温度を合わせることで魚の体への負担を減らすことです。

人間も熱いお湯から冷たい水に急に飛び込んだら体への負担が大きいですよね。

魚もそれと同じで、急激な水温の変化は体への負担が大きく下手すれば死んでしまうこともあります。

魚をビニール袋に入れるときは魚に傷を負わせないためにも、必ず網で魚を移してくださいね。そして、袋の中の水はそれまで魚たちを入れていた容器の水を使うこと!

魚の移動方法ついて詳しくは コチラ の記事も参考にどうぞ

② 2,30分ほど経ったら魚を放つ

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この工程の目的は徐々に水質を合わせることで、魚の体への負担を軽減することです。

急激な変化をさけて、徐々に新しい環境に慣れさせてあげましょう。

ポイントは水槽の水と、袋の中の水を徐々に混ぜていくことです。

いきなり袋をひっくり返さないようにしましょうね。

③ 1、2週間生体の様子を見守る 

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魚が新しい環境に慣れるまで優しく見守ってあげましょう。

新しい環境になり魚はストレスを感じている場合が多く、この時期に病気になることが多いので体調の変化に気を配る必要があります。 

特に釣ってきた魚は口に傷を負っているので弱りがちです。

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もし明らかに元気がない場合や、体を傾けて泳いでいる場合、ヒレがボロボロになりだした場合、傷口が悪化している場合(バーブレスフックでついた傷は、約2週間ほどで完治します。)は、お近くのペットショップなどで対策を聞き、塩や薬などを服用して看病してあげてください。

過去にメチレンブルーを使ってウグイを治療したことがあります。この治療が無ければウグイは死んでいたことでしょう。その時の記事は コチラ です!是非、参考にどうぞ~。

注意!飼い始めのエサやりについて

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釣ってきた魚は弱っているので、エサでも食べて元気をだしてね!とエサをあげたくなるものですが、数日間はエサやりはひかえた方が無難です。

慣れない環境になると意外とエサを食べないものです。

人間も初めて来た見たことも無い空間で、見たことない料理を食べろと言われても、スッと食べられないですよね~。

えっ?えっ?ここはどこ…????ってなると思います。

食べないのにエサをあげると、ただ水槽内が汚れて何度も水替えをしなければならなくなってしまいます。

 

おそらく2,3日はエサを食べないと思いますので、食べるまで気長に待ちましょう。ウグイたちはエサなしでも1,2週間は生きていられます。

水槽内でウグイたちが暴れ回らなくなってきたら、エサのあげ時かもしれません。

その時に、彼らの呼吸に注目してみてください。

下の動画のように、息が上がっている状態ならエサを食べない場合が多いと思います。

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捕まえてきた後、水替えの後などはこんな感じでパクパクしてると思うので、呼吸が収まるのを見計らって小量のエサをあげて見ましょう。

また、水槽の近くで人が見ていると隠れてエサを食べない場合もあるので、エサをあげたら遠くから見守るようにしましょう。

 過剰なエサやりが水質に及ぼす影響については、下の記事をご覧ください。

【ウグイ飼育】水槽内の水質を安定させるために出来る4つの対策! - Uguing Life!

注意!立ち上げ後の水替えについて

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水槽を立ち上げた後は、普通以上にこまめに水替えをする必要があります。

水替えを怠るとウグイたちの元気が無くなってきて、最後には死んでしまうのでこまめに水を替えるようにしましょう。

水替えについて、詳しくは下の記事を参照してください。

【ウグイ飼育】水槽内の水質を安定させるために出来る4つの対策! - Uguing Life!

まとめ

いかがだったでしょうか。この記事では、水槽の立ち上げ方と立ち上げ後の注意点についてとりあげました。

色々と細かい注意点がありますが、この記事を見ながらでも水槽の立ち上げに挑戦してみてください!

それでは、今日はこの辺で!(^^)/

 

始めるまでは大変だけど、かわいいウグイたちのために頑張ってね。