0から作る 自作スピナー!ブレード作り直し…真鍮板でブレードを作ったよ!
どうも、みぃ〜太郎です!
0から作る 自作スピナー企画ですが、ブレードが回らない! という課題にぶつかり試行錯誤していました。
前回、ブレードを作った時には、なんとか回ったんですけどね~。
ちょっと調整と思い、ブレードのカップの深さを調整していたら回らなくなってしまいました。
0から作る 自作スピナー!アルミ板でブレードを作ってみたよ! - Uguing Life!
それで、このブレードのままでは先がないと思い、色々な市販のスピナーの構造を研究して見ることにしました。
すると、多くのスピナーに共通する2つの特徴が見えてきたんです!
今回はそんな話をしていこうと思います~。
特徴1 ブレードが横から見たときに斜めになっている
1つ目の発見は、ブレードの取り付け角度です。
横から見るとブレードが斜めになるように取り付けられているのが分かると思います。
(特にメップス製のスピナーは、この特徴が顕著です。ビーズやウエイトの配置がまさにブレードに角度をつけるための順番としか思えません。)
▼メップス アグリア
▼ブレットン
▼アブガルシア
どのスピナーもブレードが斜めになっていますよね~。
それに比べ、私が以前に制作したコンセプトモデルは、下の写真を見ても分かるようにブレードに角度はついていませんでした。
これだと上手くブレードは回ってくれないようです。対策が必要ですね!
角度をつけてブレードを取り付けるための対策
ブレードに角度をつける方法としては、2つの方法を思いつきました。
1 大きめのボディ
大きめのボディをつけることで、強制的にブレードを斜めにすることができます。
下の写真がわかりやすいかもしれません。
ブレードがボディにぶつかっているので、強制的に斜めになっていますよね。
この点はボディを作る時に参考にしたいですね~。
2 ブレードの取り付け穴を小さくする
大きめのボディをつけてブレードに角度をつけようと試みた結果、どうしてもボディを大きくするだけじゃブレードに角度がつかないことに気付きました。
ブレード側のクレビスを通す穴が大きいと遊びが大きくなり角度が浅くなりがちになるようです。
一見、角度がついたように見えても、泳がせてみると角度が無くなってブレードが回らないと言うこともありました。
ブレードの穴を小さくする対策をした試作ブレードがこちら!
ボディはブレットンのものを拝借していますが、この対策によりしっかりと角度がつくようになりました!
この状態でスイムテストをしてみると 一応、回りました。でも、まだ市販品のスムーズな回転には及びません。
全く根拠はないんですが、ブレードの取り付け角度はブレードが回り始める時に重要な役割を担っているような気がします。ただのきっかけ作りと言うかね…。回り出してしまえば、そんなに影響は無いような気がしますね~。
それで、もっと大事な部分があるはずだと市販のスピナーと自作スピナーを見比べてみた時に気づいたのが ブレードの素材と重量 でした。
特徴2 ある程度重量があるブレードが装着されている
3g台の色々なスピナーの構造などを分析していて気づいたのが、ほとんどのスピナーのブレードに、ある程度の重量がある と言うことです。
ブレットンのブレードの重量は、約1.5gでした。
私が以前アルミ板から作ったブレードは、計測するとブレットンより軽い、0.5gという数値▼
どうやらこの重量の差がブレードの回転を大きく変えるようです。
試しに、素材をアルミよりも比重のある真鍮に変えてブレードを作ってみました。
▼上が前回作ったアルミブレードで、下が新たに作った真鍮ブレードです。
ちょっと大きさも大きくして重量UPを試みました。
結果、回転に違いがでました!!
真鍮ブレード。市販品と変わらないぐらいの回転を見せてくれます!!
作った真鍮製のブレードの重量を測って見ると1g!!
ブレットンのブレードよりも0.5g軽い結果になりましたが、ちゃんと回転してくれるのでこれでも全然いけそうです。
ということで、今回は真鍮板で作ったブレードを採用することにしました。
スピナーって深い…。
ということで、ちゃんとした根拠がある訳では無いのですが、スピナーのブレードは 取り付け角度と、ブレードの重量で回転力をある程度調整できるんじゃないか? という話でした。
その中でも、最重要なのはブレードの重量のような気がします。次にカップの深さ、そして角度ですね。なんとなくですがそんな気がします…。
スピナーって、意外と奥が深いですね~。やっぱり自分で作ると色々と深まるものがあるものです。
今回も簡単に完成したように書いてますが、結構大変だったんですよ~。
市販品を観察しまくって、作ってはテスト、作ってはテストの繰り返しです。
でも観察して色々と自分で試した結果、どのメーカーも似たり寄ったりに見えていたスピナーが、全部違う個性のあるスピナーに見えるような気がしてきました。
本当にこの企画やってよかったです。
この後はボディを作ろうかなと思っていますが、また色々と研究して望みたと思います。また、発見があるかもしれないですからね~。
ちなみに…
ブレットンの場合、ブレードの重量が1.5g +ボディの重量が1.5g = 総重量3g となっていました。
意外と、フックやシャフトは軽いもんなんですね〜。
きっと、この比率も意味のあるものだと思いますので、ボディはこの情報を参考に制作していきたいと思います。
それでは、今回はこの辺で!(^^)/
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