サクラマスの水中撮影に成功!!ルミカ BiRod 7.5mのロングポールのレビュー!!
どうも、みぃ~太郎です!
今年は水中撮影を頑張ろうと思って、気合を入れて臨んだわけですが、なかなかうまくいきません。
どうやら気合が入り過ぎて、機材を大げさなものにしてしまったのが原因のようです。
大事なのは取り回しのしやすさと軽さですね~。
結局専用のポールにはかなわないんだろうなぁと思い、今回ルミカという会社が販売している撮影用ポール「Bi Rod 6G-7500」を購入しました!
ルミカという会社は、オタクがオタ芸をするときに手に持っている「ポキっとしたら光りだすサイリウム」を作っている会社です。
釣りをする人には「ケミホタルを作っている会社」と説明した方がピンとくるでしょうかね。
このポール、水中撮影以外にも、疑似空撮や高い建物の点検などにも使えるようです。
私は、これまで清掃用のポールなんかで代用してきたので、Bi Rodのしっかりした作りに感心してしまいました!
やっぱり専用の商品は良いですね~。
ということで今回は「ルミカ Bi Rod 6G-7500」のレビューをしていきたいと思います。
BiRod 6G-7500はこんな商品だ!!
私が今回買ったBiRod 6G-7500ですが、長さが7.5メートルもあります。
詳しいスペックは下の通りです!
BiRod 6G-7500
・サイズ:最長約7.5m、収納時約1.6m、ロッド外径最大38mm
・継本数:6本
・重量:約1.8kg
・ロッド主素材:グラスファイバー
・カメラ取付部:自由雲台装着
・付属品:ショルダーベルト付きハードケース、取扱説明書、六角レンチ
今まで使っていたポールと比べるとこんなに違いが!!
165㎝ぐらいの身長のみぃ~太郎と比較すると、BiRodがどれだけ長いかがよくわかります。
これだけ長さがあれば、いろいろなポイントを探れそうですね!魚の姿に出会う機会も増えるかもしれません!
今回はポールと同時にルミカで販売されていたスマホホルダーも購入しました。
ゴムのベルトで固定するタイプなので、どんなサイズのポールにも取り付けられます。
スマホの取り付けも簡単!
下の赤やじるしのボタンを押すだけです。
最小開度は4.5㎝ほど。最大開度は10.5㎝ぐらいです。
6インチクラスのスマホでも余裕で使用可能なサイズです。
Bi Rod 6G-7500を使って水中撮影してみた!
新しい機材を手にしてウキウキしながら撮影に行ってきました。
今年はまだ成功といえるほどの成果がないので、気合を入れて撮影してきました。
撮影方法はこれまでと同じです。
上の写真みたいに、Bi Rodにスマホをつけて先端にはオリンパスのTG-5を取り付けて沈めています。
今回は運よく、サクラマスの群れを見つけたので、腰を据えてじっくり撮影することができました!!!!
カメラは素人なので、なかなか綺麗な写真が撮れませんでした。それでも、これまでの写真と比べたら全然きれいです!
動画も撮ってみたのでぜひご覧ください~!
サクラマスの大群の撮影に成功!!オリンパスTG-5で水中撮影!!
BiRod 6G-7500を使ってみた感想!
使ってみた感想を一言でまとめると「商品はしっかりしている。ただ長さがありすぎて使いずらい」です。
まず、商品自体のクオリティは高いです。私は最初にBiRodのことを知った時「ポールごときに何万も出せないかなぁ…」と思いました。
でも実際にBiRod手に取ってみて、考え方が変わりました。値段相応の価値はあるなぁと思えました。
BiRodを使い始めると、これまで使ってきた数千円のポールが「おもちゃだったんだな」とさえ感じてきます。
ポール自体の強度、ロック機構、カメラを取り付ける雲台、メンテナンスのしやすさなど、一つ一つがしっかりしています。
ただ「7.5メートルという長さは実用的ではない」とも感じてしまいました。
ちょっとした点検などで高いところを確認するような、使い方なら問題なさそうですが、川辺を歩きながら魚を探しまわるという用途には向いていないと思います。
なんせ、重量が実用レベルではありません。
水中に沈めた後に水から上げると、ポールの中に水が入っているので、めちゃくちゃ重いです。
筋トレだと思っても許せない重量です。2、3時間も頑張ったあかつきには、腕に力が入らなくなって箸を持つ手が震えるレベルです。(笑)
水中に沈めた後はポールの中に入り込んだ水が、ロック機構のあたりから出てくるので、水が出なくなるまで少し待っていないといけません。
この作業をおこたると、ポールを担いだ時に中の水が移動し、バランスを崩して転んでしまう危険が…。←体験済み(笑)
結果、カメラも岩にぶつけたりしてしまいます…。
ただし水中で使用する分には、重量はそこまで気になりません。
なので、ボートや船の上から水中に向けてカメラを沈めるというような用途なら7.5メートルもアリだと思います。
私が購入した時にはまだ出ていなかった情報なのですが、関連する情報がルミカのサイトに追加されていました。
結局どれを買えばいいのかわからない。【Bi Rod Store】
7.5mの場合ルミカのスタッフとしては、グラスファイバー製ではなくカーボン製を推すということでした!
サイトにでている動画を見ると、グラスファーバーの7.5mはぐにゃぐにゃで安定感がないように見えます。私が使った時と一緒の動きです!
逆にカーボン製のポールはカチッとしてブレがないように見えます。
カーボン製…値段がもう少し安ければいいのですが…現状は手がでません…。
まあ、実際にBiRod 6G-7500を使ってみて言えることは、7.5mも長さがあるので遠くまで撮影できそうに感じるんですが、グラスファイバー製だと「ぐにゃぐにゃ」で繊細な操作ができないので、水しぶきをあげながらカメラを沈めてしまい、結果、魚が逃げてしまうんですよね…。
ある程度の長さのポールで静かに近づきながらアプローチした方がいい結果になるような気がします。
なので…メーカは推奨していないと思うので勧めるのは気が引けますが、私は3段だけつないで使うことにしました。
撮影したい場所に合わせて段数を、変更できる利点を考えると、私は「7.5mのグラスファイバーの製品でもありかな」と思います。
そのほかに気になった点をもう一つ。
私は大抵の場所で高いところから水中にカメラを沈めるので、これまで下の写真のアクションカメラのように、カメラにかなり角度をつけて使っていました。
これぐらい角度をつけないと、川床しか映らないんですよね。
しかし… BiRodはというと…90度以上角度がつかない仕様になっています…。
DIYで何とかできそうな部分ですが、陸から水中撮影をする場合は困る部分かもしれませんね。
Bi Rod 6G-7500 の耐久性について
BiRod 6G-7500は、伸ばすと操作にテクニックと力がいるので、ポールの底を地面に押し付けて踏ん張ったりすることが多かったです。
地面がコンクリートのような場所で3,4時間使った状態が下の写真です。
色々なところにぶつけたりして、ポール本体もすぐに傷だらけになりました。
でも今のところ、壊れたり、割れてしまったりということはありません。
一度、転んで岩にBiRodをガッツリぶつけて、私の全体重をBiRodにかけてしまいましたが、傷がついただけで破損することはありませんでした。
今のところは耐久性に問題はなしです!
LUMICA Bi Rod のラインナップ
ラインナップは2m、4.5m、7.5mの三種類。それぞれに「フルカーボン製」と「グラスファイバー製」がラインナップされています。
製品名の解読の方法は下の通り。
製品の名前は「製品名・段数・素材・長さ」の順番で並んでいます。
例えば…Bi Rod 6G-2000 の場合…
Bi Rod(製品名)
6(段数)
G(素材)
2000(長さ)
…という具合です。
素材がグラスファイバーなら「G」、フルカーボンなら「C」となります。
長さも「2mなら2000」「4.5mなら4500」「7.5mなら7500」と変わります。
具体的なラインナップは下の通りです!
▼LUMICA Bi Rod 6G-2000(グラスファイバー製、6段、2メートル)
▼LUMICA Bi Rod 6G-4500(グラスファイバー製、6段、4.5メートル)
▼LUMICA Bi Rod 6G-7500(グラスファイバー製、6段、7.5メートル)
▼LUMICA Bi Rod 6C-2000(フルカーボン製、6段、2メートル)
▼LUMICA Bi Rod 6C-4500(フルカーボン製、6段、4.5メートル)
▼LUMICA Bi Rod 6C-7500(フルカーボン製、6段、7.5メートル)
まとめ
今回は奮発して「Bi Rod 6G-7500」を買ったので紹介してみました!サクラマスも久々に見られたので、運がよかったですね~。ウグイの産卵は時期が過ぎてしまったようですが…。今年は水中撮影機材に投資してしまったので、たくさん水中撮影していかないと…。頑張ります!!
それでは、今回はこの辺で!!(^^)/
★おすすめ記事:水中撮影の機材のまとめ記事です!
水中撮影で必要な道具のまとめです!ポールを使うなら、今のところはアクションカメラでの撮影がベストかもしれませんね~。
詳しくはこちらから…
【お手軽】川に入らずに水中撮影!必要機材、おすすめカメラを紹介します! - Uguing Life!