総額3千円タックル!鱒レンジャーSP40・オクマ ソニックスピン2000 の使用レビュー!
どうも、みぃ~太郎です!
今回は、ツーリングモンキーの人気ロッド「鱒レンジャー改SP40」。そして台湾のリールメーカー オクマ製のリール「ソニックスピン2000」のレビューをしていきたいと思います!
今回はこのタックルを実際に使った釣行記と、1ヶ月ほど使ってみた感想をまとめて行きたいと思います!
それにプラスして、Amazonで買った安いスプーンのレビューもしてみたいと思います。今回レビューするのはこのスプーンです!
ロッキーマウンテンアウトフィッターズ・マイクロスプーンという長い名前の商品です。重量は2.5gで、5個セット890円!!安い!!
ということで、鱒レンジャー(¥1500)・ソニックスピン2000(980円)・マイクロスプーン(890円)の3セットで釣りをしていきたいと思います!
合計約3300円、いや、もっとざっくり切り捨てて…名付けて総額3000円タックルで釣りをしていきたいと思いますよ~!!
鱒レンジャーとソニックスピンでウグイング!
さて、私がメインで来ている川、通称ホームにやってきました!
まだ、川の水は多くて釣りをするにはベストコンディションではありませんが、なんとか安タックルでウグイを釣りたいと思います!
そのまえに断っておきたいことが…実を言うとこの日、自作スピナーのテストも同時にしていました。
今回のレビューは下の記事と同じ日、同じポイントでやっています。
【最終回】0から作る 自作スピナー!実釣テストでウグイGET! - Uguing Life!
ということで、自作スピナーで釣れた場所にもう一度ルアーをキャスト!
着水後、しばらくルアーを沈めます。
底についたら、川床をトレースするように超スローでリールを巻きつつ、、、
スプーンが底から離れないぐらいに竿を煽ります。これがスプーンでウグイングする時の基本動作です。
そんな感じでルアーを引いていると、石に当たるコツコツという振動とは違う感触がたまに伝わってきます。
ウグイがスプーンを追いかけてきている証拠です。
そして、、、掛かりました!!
鱒レンジャーがぐんにゃりしなります。本当は写真よりもぐんにゃり曲がったんですがその瞬間の写真は撮れませんでした。
そのままキャッチです!
20㎝ぐらいのエゾウグイが釣れました!
婚姻色が綺麗です。
ここ数年は産卵期の釣りはしていなかったので、綺麗な婚姻色を生で見たのは久しぶりです。
やっぱり水族館とかでガラス越しに見るものとは、全然違います。本当に綺麗。
今回使用したタックルたち
さて、3000円タックルでも釣りをすることはできました。ここからはロッド、リール、ルアーそれぞれを使ってみて思ったことをまとめていきたいと思います。
鱒レンジャーSP40 のレビュー
今回初めて、鱒レンジャーとソニックスピンを本格的に使ってみました。
まず、鱒レンジャーのレビューですが印象としてはですね…とにかくしなる竿という印象です。
小さい魚でもガッツリ曲がるので、大物が釣れたのかと勘違いするほどです。
確かに評判がいいだけあって、悪いロッドではないと思います。
ただね…個人的な好みが大いに反映された意見なのですが、圧倒的パワー不足ですね。
魚を寄せて来るのが大変です…。
この辺は好みや狙う魚にもよると思うのですが、私には向いてないかぁと思いました。
「細いラインを使いたいから、衝撃を吸収してくれるやわらかいロッドが良い」という人もいるので、そういう人はツボにはまるかもしれません。
個人的には少々乱暴にでも、引き抜けるぐらいのパワーが欲しいです。流れの強い、ホームで釣りをした時にはパワーの無さを痛いほど痛感しました。
ルアーを泳がせるだけでも竿はぐんにゃりしてしまいます。この状態で魚がかかったら、キャッチするまでにかなり時間がかかるのは当然ですよね。
流れのない場所ならむしろ使いやすそうな印象ですが、流れのある場所では使いづらいという印象です。
やっぱり、なんだかんだ言って、鱒レンジャーはエリア仕様のロッドなんだなぁと感じましたね~。
ソニックスピン2000 のレビュー
ソニックスピンは「1000円のリールとしては」かなりいい感じの完成度だと感じました。
ただ、どうしても気になるのがハンドルの回転の重さです。
ハンドルの回転が軽いと、ルアーが川床の石にぶつかった感じや、魚がルアーにアタックしてきたことなど沢山の情報を手で感じることができるんですが、重いとそれができません。
ハンドルの回転が重いソニックスピンは、手に伝わってくる情報が少ないですね。それどころか、たまにスプールがどこかに干渉したりして、余計な情報を入手してしまいます。
あとですねー、ハンドルのノブ。使っているうちにグリスが隙間から出てくるんですけど…。
いつの間にかノブがグリスまみれなんですけど…。
ブレーキクリーナとかで脱脂したりして、余分なグリスを取ればマシになるかもしれません…。
このリールの印象は「グリス頼みの回転力」みたいな感じです。回した感じ、グリスの「ねちょねちょ感」がかなりあります。
グリスのせいでハンドルが重くなっている可能性すらあるかもしれません。
はい。色々と愚痴を言ってきましたが本当はね、値段を考えればそれなりに良いリールですよ。「ハンドルの回転をスムーズにしろ!」とか「ガタを少なくしろ!」とか、1000円のリールには求めるべきものではないですからね~。
むしろ1000円でこの性能なら全然いい方だと思います。
ただ、期待しすぎると痛い目を見るので買うときにはご注意を…。(^^;
ロッキーマウンテンアウトフィッターズ・マイクロスプーン のレビュー
使いごこちは高いスプーンと、そう変わりません。
アクションは控えめと言った感じで、巻き抵抗はそこまで強くありません。
フックも有名なカルディバ(S35BL)を使っていることもあり安心感があります。
このスプーンに関しては、ほとんど不満はありません。
強いて不満な点ををあげるとすれば、スプリットリングがフックのサイズに比べて大きめのものが使われているので、ちょっとだけフックの動きが渋いかなと思ったぐらいです。
成果を上げている有名なスプーンとの性能は、間違いなくあると言えばありますが、だからと言って全く釣れないわけではないので、たまには安いスプーンで遊んでみるのも楽しいですよ~。
スプーンはシンプルな構造のルアーなので、安い物でも素材や形を極端に間違えなければ、それなりに使えてしまうんですよね。
ちなみに素材は鉄ではないようなので、錆るという心配はなさそうです。
1つ180円ぐらいで買えることを考えれば、かなり優秀なスプーンと言えそうですよ~!
鱒レンジャー × ソニックスピン × ロッキーマウンテン・マイクロスプーン
さて、個別の印象としては上に書いたとおりですが、結局のところタックルはバランスが大事です。
まず、竿とリールとの相性ですが正直なところを言うと、リールが鱒レンジャーの性能に追いついていなくてアンバランスに感じました。
鱒レンジャーの良さが、ソニックスピンによって封印されているという感じでしょうかね。
重量のバランスに関しても、リールがちょっぴり重い印象です。
まぁ…重量を測って見ると204gと、はちゃめちゃに重いわけではないんですが、感覚的に重く感じるんですよね~。
今回使ったのは2000番でしたが、おそらく1000番のほうが重量のバランス的には良いと思います。
あと、リールに巻かれているラインに関してですが、このライン、巻き癖が強く太さがある割には伸びるので、色々と足を引っ張っているような気がします。
ラインに付いてしまった巻き癖とライン自体の太さにより、ルアーの動きが抑えられてしまっているようにも感じますね。
たぶん本来、ロッキーマウンテン・マイクロスプーンはもう少し暴れるスプーンだと思います。
とりあえず、ラインを変えるだけでも印象はガラッと変わると思うので、今度やってみたいと思いますね~。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は約3000円のタックルで釣りをしてみるという企画をやってみました。3000円のタックルでもとりあえず釣りはできます。私も釣りを始めたばかり時は、これぐらいの価格のタックルを使っていましたからね~。その頃と比べると性能が良いものが安く手に入る時代になったように感じます。ライントラブルは間違いなく多くなるのでおすすめしたくはありませんが、予算の関係でどうしてもという方がいれば、是非参考にしてみてください~。最後に、今回使ったタックルのリンクを下に貼っておきますね~。
ツリモン 鱒レンジャー改SP40
オクマ ソニックスピン2000
ロッキーマウンテンアウトフィッターズ・マイクロスプーン
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